前半に1アシスト、後半にも2点目を演出

　イングランド1部ブライトンは現地時間3月11日、プレミアリーグ第27節でリーズ・ユナイテッドと対戦。日本代表MF三笘薫は先制ゴールをアシストするなど2得点に絡む活躍を見せて反響を呼んでいる。

　序盤からリーズの早い攻撃に苦戦を強いられるブライトン。それでも徐々にリズムを掴むと、三笘は相手の裏を突く動きでリーズ守備を翻弄しようとする。

　そうしたなか迎えた前半33分、右サイドからMFパスカル・グロスが送ったクロスを逆サイドの三笘が高い打点のヘディングで競り勝ち中央へ折り返す。アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスターが押し込んで先制ゴールとなった。

　同40分にリーズFWパトリック・バンフォードにゴラッソを決められ同点に追い付かれるも、エンド変わった後半16分に再び三笘がチャンスを演出する。

　ペナルティーエリア内で久々にボールを前向きで持つと、一気に加速し縦へ。倒れ込みながら送ったグラウンダーのクロスが相手DFマクシミリアン・ウーバー、GKイラン・メリエに当たり跳ね返ったこぼれ球を押し込みオウンゴールで追加点を奪った。

　三笘が前を向いて仕掛けることで相手の脅威になっており、「アベマサッカー」公式ツイッターもこのシーンを公開。「またも #三笘 の十八番のドリブルで守備陣を切り裂きクロスからゴールネットを揺らす！」と取り上げた。

　SNS上でファンも「実質2アシスト」「キレッキレ！」「うめえ」「三笘てるな～」とコメントを寄せていた。その後、再びリーズに追い付かれ2-2のまま試合はドローのまま終わっている。