バルセロナ、来季CL出場権剥奪の危機に直面 総額10億円超送金の審判買収疑惑に衝撃
審判技術委員会のネグレイラ元副会長に送金か、スペイン検察が3月10日に起訴
スペイン1部FCバルセロナは、審判買収疑惑を受けて来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場資格が剥奪される可能性が浮上している。スペイン紙「マルカ」が報じた。
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バルセロナは2016年から2018年にわたり、スペインサッカー連盟(RFEF)審判技術委員会のホセ・マリア・エンリケス・ネグレイラ元副会長に総額730万ユーロ(約10億円)以上を送金していたとされ、スペイン検察が3月10日にバルセロナを起訴した。
スペイン紙「マルカ」は、「検察の起訴により、バルセロナの来季CLへの出場は重大な危機を迎えている」とすぐさま報じている。また「UEFA(欧州サッカー連盟)はスペイン検察調査に関連する資料を提出するよう要請した」と記した一方、「UEFAは、欧州大会への出場権を獲得したクラブが、当該大会の規定が定める条件をすべて満たしていないとして、出場を認めない権利を常に留保する」と大会規定に触れた。
今季のバルセロナはリーグ戦24試合を終えて20勝2分2敗の勝ち点62で首位を独走し、2位レアル・マドリードと勝ち点9差と大きく引き離している。バルセロナの買収疑惑が事実と判明した場合、今季リーグ優勝しても来季のCL出場が制限されることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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