35歳セスクが告白、アーセナルでの“キャリア最大の後悔”とは?「とても惜しかった」
アーセナル時代の古巣バルサとの対戦を回顧
かつてイングランド1部アーセナル、スペイン1部FCバルセロナなどで活躍をした元スペイン代表MFセスク・ファブレガス。今季からイタリア2部カルチョ・コモに所属し、1部のセリエA昇格を目指すなか、英紙「デイリー・メール」ではセスクの「キャリアで最も後悔した出来事」を紹介している。
バルセロナのカンテラでアルゼンチンFWリオネル・メッシや、元スペイン代表DFジェラール・ピケらとともにプレーしたセスクは、2003年にアーセナルへ移籍。アーセン・ベンゲル元監督の下、08年からはキャプテンマークを巻いてクラブの象徴的な存在として活躍し、公式戦通算303試合で57得点95アシストを記録した。
そんななか、「デイリー・メール」紙では、セスクが語った「キャリア最大の後悔」を紹介。セスクは「僕のキャリアで最大の後悔は、2006年のチャンピオンズリーグ決勝で優勝できなかったことだろうね。とても惜しかった」と、05-06シーズンのアーセナル時代に経験した、バルセロナとのCL決勝戦(1-2)を挙げた。
セスクは04-05シーズンにFAカップ制覇を経験したものの、「トロフィーはトロフィーだし、素晴らしいものだけど、次のレベルに行くにはメジャーなトロフィーを獲る必要があるんだ」と、CL制覇の重要性を強調。そして、「アーセナルのキャプテンとしてトロフィーを掲げられなかったことも、ずっと心に残ることだろう」と、キャプテン就任後にアーセナルでタイトルを獲得できなかったことについても悔やんだ。
現在35歳のセスクは2022年、フランス1部ASモナコからセリエBのカルチョ・コモに完全移籍。加入後はチームのセリエA昇格に向けて奮闘しているなか、自身のキャリアでの後悔をイタリアの地で晴らすことができるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)