試合終了間際に、ベティスサポーターが怒りの行動に

　イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは現地時間3月9日、UEFAヨーロッパリーグ（EL）ラウンド16第1戦でスペイン1部レアル・ベティスと対戦し、4-1で勝利した。そんななか、英メディアではベティスサポーターの暴動に注目し、「醜い光景」と伝えている。

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　ユナイテッドは、現地時間3月5日のプレミアリーグ26節リバプール戦で0-7の大敗を喫したなかで迎えた一戦。一方のベティスはラ・リーガで5位につけており、4戦負けなしの状況で敵地オールド・トラッフォードに乗り込んだ。

　試合は前半6分にイングランド代表FWマーカス・ラッシュフォードが先制ゴールを奪うも、同32分にFWアジョセ・ペレスが同点ゴールを決めて1-1で前半を折り返す。後半に入ると、同7分にブラジル代表FWアントニーが勝ち越しゴールを決め、同13分にはポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデスがゴールネットを揺らしてベティスを突き放す。そして、同37分にはオランダ代表FWボウト・ベグホルストがとどめのゴールを決め、4-1で試合を締めくくった。

　リバプール戦の大敗から一変、ユナイテッドが4得点を奪って快勝したなか、英紙「ザ・サン」ではベティスサポーターがスタンドで起こした暴動に注目。記事内では「ベティスのファンがマンUの試合中に機動隊と衝突。座席のシートが投げられ、ベルトを武器にしようとする者もいた」と、実際に起きた暴動の様子をレポートした。

　また、記事では、ベティスサポーターがスユナイテッドサポーターに唾を吐きかけた様子や、座席を引きちぎり、投げつけていたファンの姿を伝えている。

　加えて、英国内のファン・サポーターの声も紹介し、「欧州の大会から追放されるべき」「彼らはとても辛辣だ」「逮捕されて、朝には裁判官の前に連れて行かれるはずだ」など厳しい声が上がっていた。