本田がベンチ要員の日々は続きそうな気配

「コリエレ・デロ・スポルト」紙はスソに7点と高評価。「スソが何も考えていなかったブッフォンに最初にシュートで襲った。ピッチのすべての場所でプレーしていた。信じられない数のボールを獲得した」と、アシスト以外の貢献も絶賛されている。最高評価は、やはりロカテッリで８点だった。

　一方、「トゥット・スポルト」紙はスソを平均の６点とした。「スピンをかけたシュートはブッフォンに弾かれたが、CKのチャンスを得る。集中した試合で彼は必要とされた。１対１の攻撃を好み、ミランは創造性のあるスペイン人を厚く信頼」と、寸評ではスソの創造性は高く評価されている。最高点はロカテッリの7.5点だった。

　王者ユベントス相手に衝撃の大番狂わせを演じたミランは、首位を走るユベントスと勝ち点差2の２位と肉薄している。今季出場時間19分の背番号10・本田は完全に蚊帳の外に置かれている。ロカテッリのゴラッソをアシストするなど輝きを放つスソは地元メディアからの高評価を手にし、今のところ付け入るスキはない。現状では、本田がベンチ要員として扱われる日々は続きそうだ。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images