「悟空を真似た」 U-20エース松木玖生、得点後ジェスチャーが海外話題「新しい世代に存在」
先制ゴール後のパフォーマンスに海外脚光
U-20日本代表は3月9日、U-20アジアカップのサウジアラビア戦を2-1で制し、グループステージを突破した。主将のMF松木玖生(FC東京)が2ゴールと躍動したなか、先制ゴール後に見せたジェスチャーが海外で脚光を浴び、「悟空を真似た」と熱視線が注がれている。
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5月のU-20ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねた今大会で、日本はグループ2連勝でサウジとの一戦に臨んだ。引き分け以上で1位突破が決まるなか前半14分、ペナルティーエリア内でパスを受けた松木が、相手1人をかわして冷静に右足シュートを流し込み先制点を奪う。
追加点を奪えずに迎えた後半29分、コーナーキック(CK)から失点した日本だったが同33分、MF山根陸(横浜F・マリノス)のCKをニアサイドで合わせた松木がヘディングで決勝ゴール。エースがここぞで勝負強さを発揮し、殊勲の2ゴールでグループステージ突破へ導いた。
そんななか、松木がゴール後に披露したあるパフォーマンスに海外メディアが注目。スペインのゲームサイト「MeriStation.com」は「U-20日本代表のヒーロー、ドラゴンボールの命の波」と見出しを打ち、「サウジアラビア戦での先制ゴールで、悟空の象徴的なジェスチャーを真似た」と伝えている。
先制ゴール後、松木はチームメイトから祝福を受けたのち、スタンドに向かってかめはめ波ポーズを披露。その隣ではFW横山歩夢(サガン鳥栖)も同じくかめはめ波ポーズで“共演”し、チームのムードを高める光景が見られた。
世界的な人気を誇る日本漫画「ドラゴンボール」の主人公・孫悟空の得意技として知られるこのパフォーマンスを19歳の松木がお披露目したとあって、記事では「年月が経っても、ドラゴンボールは新しい世代に存在し続けている」と熱視線。プレー面以外にも思わぬ脚光が浴びせられていた。