久保建英は「常に危険」とスペイン絶賛 名門ローマ戦でポスト直撃&好クロス「攻撃の原動力」
ELローマ戦で先発、チーム敗戦も存在感を放つ
スペイン1部レアル・ソシエダに所属する日本代表MF久保建英は、現地時間3月9日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)ベスト16第1戦・ASローマ(イタリア)戦でスタメン出場。チームは0-2で敗れたものの、果敢にゴールへ迫ったプレーにスペイン紙は「常に危険だった」と最高評価を下している。
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イタリアの名門ローマとのアウェー戦でソシエダは前半13分、FWステファン・エル・シャーラウィに決められ先制点を許す苦しい立ち上がりに。そんななかで久保は見せ場を作り同21分、右サイドを抜け出すとペナルティーエリア内右までドリブルで侵入しシュートを放つもゴールポストを叩く。
さらに同28分には右サイドから正確なクロスをゴール前に供給。MFダビド・シルバに合わせたボールは相手DFクリス・スモーリングの足に当たり、あわやオウンゴールという場面を作ったが後半30分に途中交代するまで得点には絡めなかった。チームは終盤にさらに1失点し、0-2で敗れている。
無得点での敗戦だったなかでも、存在感を放った久保に対してスペイン紙「ムンド・デポルティーボ」は最高評価の採点。寸評ではゴールに迫ったプレーを引き合いに「右サイドと前線全体の攻撃の原動力になった」と綴られ「常に危険な存在だった」と、違いをもたらしたプレー内容が絶賛された。
ソシエダは今後、中2日で迎える今週末(12日)のラ・リーガ第25節でマジョルカ(アウェー)と対戦。久保にとっては古巣との一戦となるだけに、好調ぶりを示すパフォーマンスとともに注目を浴びそうだ。
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