今季ヨーロッパリーグに参戦も前節まで勝ち星がなく、リーグ戦も12位と調子上がらず

　日本代表DF長友佑都の所属するインテルがフランク・デブール監督を解任し、昨季パリ・サンジェルマン（PSG）を率いたローラン・ブラン監督を招聘する可能性が浮上している。地元紙「トゥット・スポルト」などが報じた。

　インテルは今季、UEFAヨーロッパリーグに参戦しているが、前節サウサンプトン戦まで勝ち星なしだった。ここまでリーグ戦12位と調子が上がらず、今季開幕前に電撃退任となったロベルト・マンチーニ前監督の後を継いだデブール氏は早くも解任危機に直面しているという。

　インテルは2018年にアトレチコ・マドリードと契約満了となるディエゴ・シメオネ監督の招聘を優先しているが、その一方で昨季までPSGを率いたブラン氏とコンタクトを取っているレポートされている。

　現役時代にフランス代表の最終ラインの一角を担い、1998年フランス・ワールドカップと2000年の欧州選手権優勝に貢献したブラン氏は、ボルドー、フランス代表、PSGで指導実績を持つ。1999年シーズンから2001年までインテルでプレーしたOBでもあり、適性は高いと見られている。

　長友はデブール監督から信頼を得られず、現状ではカップ戦要員と化しているが、今季２度目の監督交代が再起のきっかけとなるのだろうか。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images