「プレミアで彼ほどのレベルを備える選手は…」 三笘薫、ドリブル以外で独誌が称えたデータとは?
三笘はドリブル成功率50%以上、パス成功率80%以上をマーク
イングランド1部ブライトンは、現地時間3月11日にプレミアリーグ第27節でリーズ・ユナイテッドと対戦する。日本代表MF三笘薫は前節のウェストハム戦(4-0)で今季6ゴール目を挙げたなか、ドイツメディアは三笘のドリブルとパスの成功率にスポットライトを当てている。
三笘は現地時間3月4日のプレミアリーグ第26節ウェストハム戦で1得点1アシストを記録し、チームの勝利に大きく貢献した。これで今季リーグ戦6ゴール目となり、MF香川真司(当時マンチェスター・ユナイテッド)とFW岡崎慎司(当時レスター・シティ)が持つプレミアリーグの日本人シーズン最多得点記録に並んだ。シーズン開幕当初はスーパーサブでの起用だったが、昨年のカタール・ワールドカップ(W杯)以降は完全にレギュラーに定着している。
ドイツのスポーツ誌「Sportschau」は、「ブライトンの三笘薫は、大学でドリブルの技術を学び、現在プレミアリーグで輝きを放っている」と三笘を取り上げ、「プレミアリーグで最高のドリブラーの1人」と称した。同時に、高い“プレー成功率”についても触れている。
「三笘はドリブルでオープンスペースを切り裂き、コンスタントにペナルティーエリア内にボールを持ち込む。ドリブル成功率は50%強、プレミアリーグで上位だ。また安定したパスも武器の1つである。プレミアリーグのウインガーで、彼ほどパスを多用し、高いレベルを備える選手はほとんどいない。三笘は80%以上の確率でパスをチームメイトへ届けている」
ドリブルだけに頼らないプレースタイルこそ、三笘が世界最高峰と言われるプレミアリーグで成功できている秘訣と言えるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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