アーセナル冨安、ティアニー欠場濃厚でチャンス到来 ELスポルティング戦で左SB先発起用か
長期離脱していたブラジル代表FWジェズスはメンバー入りか
イングランド1部アーセナルは、現地時間3月9日にUEFAヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16の第1戦でポルトガル1部スポルティングと対戦する。スコットランド代表DFキーラン・ティアニーが欠場の見込みとなり、代わりに日本代表DF冨安健洋が左サイドバック(SB)で先発すると予想されている。
プレミアリーグ首位を走る好調のアーセナル。欧州での戦いに向けてはリーグ戦から一部選手の入れ替えが起こる予想されていたが、ここにきて負傷者続出という状況に直面している。
英紙「ロンドン・イブニング・スタンダード」によれば、長期離脱からの復帰が近づくブラジル代表FWガブリエウ・ジェズスがメンバー入りする可能性がある一方で、ジェズス不在の穴を埋めていたイングランド人FWエディ・エンケティア(足首)とベルギー代表FWレアンドロ・トロサール(鼠径部)は負傷欠場が濃厚。前線は左サイドでプレーする機会の多かったブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリが中央に入り、左右のウイングにそれぞれイングランド代表MFエミール・スミス・ロウとイングランド代表FWブカヨ・サカが起用されそうだ。
中盤は前節ボーンマス戦(3-2/3月4日)で先発したガーナ代表MFトーマス・パーティとポルトガル人MFウーゴ・ヴィエイラの代わりにそれぞれイタリア代表MFジョルジーニョとスイス代表MFグラニト・ジャカが入り、キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールとのトライアングルを形成することになりそうだ。
そして最終ラインでは左サイドでスタメン入りが濃厚だったDFキーラン・ティアニーが体調不良で前日練習を欠席。試合欠場も余儀なくされるようで、代役として冨安が起用される予想となった。右SBはイングランド代表DFベン・ホワイト、そしてセンターバックはフランス代表DFウィリアム・サリバではなく、イングランド人DFロブ・ホールディングがブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスのパートナーを務めることになるようだ。守護神もリーグ戦でレギュラーのイングランド代表GKアーロン・ラムズデールではなく、アメリカ代表GKマット・ターナーが予想先発に名を連ねた。
(FOOTBALL ZONE編集部)