韓国メディアが香川ら海外組の“質低下”を指摘 「試合勘の低下は日本代表にも影響を及ぼしている」
ドイツメディアの記事を引用し、『2カ月ぶりに先発出場した香川を酷評』と報じる
韓国サッカーウェブメディア「インターフットボール」が、ドイツメディアの記事を引用し、『2カ月ぶりに先発出場した香川を酷評』というタイトルで、ドルトムント所属の香川真司の不調について報じている。
10月19日(日本時間)のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)で、ドルトムントはスポルティング・リスボンに2-1と勝利。記事では「8月27日のマインツとの開幕戦以降、2カ月ぶりに先発でフル出場を果たしたが、2列目から攻撃の起点にはなれなかった」と指摘。さらにドイツメディア『WAZ』の記事も引用し、「攻撃的なプレーができなかった。自身をアピールするチャンスを逃した」と伝えている。
また同メディアは、ロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選で日本代表が苦戦する理由について、海外組のプレーの質が落ちている点に触れ、とりわけ香川をクローズアップしている。
「香川は今シーズン、リーグ4試合(先発1、交代3)で167分、CLではスポルティング戦に出場したが、全く見せ場を作れなかった。試合勘の低下は、ロシアW杯最終予選を戦う日本代表にも少なからず影響を及ぼしている」
韓国メディアから指摘を受けた香川は、22日の敵地インゴルシュタット戦で公式戦2試合連続先発出場も不発に終わっており、依然として苦境に立たされている。
【了】
金 明昱●文 text by Myung-wook Kim
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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