ネイマールやスアレスが負傷離脱のイニエスタを激励! 「僕らには君の強さが必要」「すぐ回復してほしい」

22日のバレンシア戦で右ひざを負傷 外側靭帯損傷で全治6~8週間

 バルセロナのスペイン代表MFアンドレス・イニエスタは、現地時間22日のリーガ・エスパニョーラ第9節バレンシア戦で相手タックルを浴びて右ひざを負傷。外側靭帯を負傷し、全治6~8週間の診断が下った。涙の負傷交代となったキャプテンに対して、ブラジル代表FWネイマールやウルグアイ代表FWルイス・スアレスらがSNS上で励ましのメッセージを送っている。

 イニエスタに悪夢が襲ったのは前半11分のことだった。ボールを持ち運んだ際にアルゼンチン代表MFエンゾ・ペレスがスライディングタックルを仕掛ける。そのペレスの伸ばした右足と左太ももに挟まれたイニエスタの右足は不自然な方向に曲がってしまう。ピッチに倒れこんだ司令塔は悶絶し、即座に交代を要求。普段から冷静沈着な司令塔がピッチに拳を叩きつけ、担架に乗ったイニエスタは手で顔を抑えて号泣していた。

 試合後、クラブ公式サイトはイニエスタの怪我の状態について「バルサの主将は右ひざ外側靭帯を痛めた。6~8週間の離脱が予測される」と長期離脱になることを発表した。チームはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のマンチェスター・シティ戦でスペイン代表DFジェラール・ピケ、DFジョルディ・アルバが負傷交代するなど野戦病院化しているなか、さらに大黒柱離脱というダメージを受けた。

 それでも選手たちは前を向こうとしている。今季新加入したポルトガル代表MFアンドレ・ゴメスはツイッターで「僕らのキャプテンであり友人であるイニエスタへ。あなたはきっとより強く、よりよい状況で戻ってくるはずだ」と祈った。イニエスタとともに中盤でプレーする選手だけでなく、イニエスタのゲームメークから得点を量産する「MSNトリオ」も同様に思いを綴っている。

 

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