ファンの暴走により新たな因縁が生まれる

　劇的な一撃に喜びを露わにしたバルサイレブンだが、怒りが頂点に達した心無いファンがペットボトルらしきものを投げ込む。これがL・スアレスとネイマールの頭に直撃し、二人はピッチに倒れ込んだ。この日2得点のメッシに対しても「イホ・デ・プータ！」、スペイン語で「売春婦の息子め！」という意味の侮辱的言葉が浴びせられ、メッシが珍しく激高する場面もあった。

　そのほかにも、今季バレンシアから加入したFWパコ・アルカセルがベンチ入りする際にはバッグが投げつけられるなど、殺伐としたムードが続いていたとも同紙は報じている。かつてリーガ屈指の強豪として知られたバレンシアだが、ファンの暴走によってバルサとの新たな因縁が生まれる結果となった。

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フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images