浦和、ルヴァン杯初戦で湘南とスコアレスドロー 2人が負傷→途中交代のアクシデントも
Bグループで対戦した湘南相手に決め切れず0-0
国内三大タイトルの1つ、ルヴァンカップ(杯)は3月8日に各地で開幕戦の試合が行われ、Bグループの湘南ベルマーレと浦和レッズの対戦は0-0の引き分けに終わった。
今季の大会は、J1の18クラブに加えて昨季J2に降格した清水エスパルスとジュビロ磐田の2クラブの全20チームを4チームずつ5組に分け、ホーム&アウェーでリーグ戦を実施。各組の1位と、2位のうち上位3チームが次のラウンドへ進む。
双方ともに先週末のリーグ戦から10人ずつスタメンを変更した試合は、前半のうちに浦和にアクシデントが起こった。前半10分過ぎに、今季ロアッソ熊本から移籍加入して公式戦初出場になったFW髙橋利樹が負傷によりプレー続行不可能となり、前半15分にMF小泉佳穂との交代に。両チームとも決定機を作れずに進んだゲームだったが、前半アディショナルタイムには相手選手とボールを挟んで競り合った浦和MF柴戸海が負傷。浦和は0-0で迎えたハーフタイムにMF伊藤敦樹との交代を余儀なくされた。
後半、先に決定機を作ったのは浦和だった。後半10分にGK鈴木彩艶がボールをキャッチしたところから伊藤が足元に受け、長いドリブルをスタート。MF関根貴大とのワンツーを挟んで相手ペナルティーエリア内まで侵入してシュートを放つも、湘南GK富居大樹がファインセーブ。その後も浦和は関根やDF馬渡和彰がペナルティーエリア内やゴール正面からシュートを放つチャンスを得るも、いずれも枠外に外れた。
浦和のマチェイ・スコルジャ監督は後半25分に小泉からFW興梠慎三への交代を行い、中2日で迎えるリーグ戦のヴィッセル神戸戦を見据えた面を感じさせた。後半32分には興梠と同時投入されていたMFダヴィド・モーベルグがドリブルで切り込んでシュートまで持ち込むも、再び富居が1対1をストップした。
湘南は全般的には互角の試合展開を見せるも、浦和のペナルティーエリア内まで切り込んでシュートを打つような場面をなかなか作れず。このまま0-0の引き分けに終わり、両チームが勝ち点1ずつを分け合った。
(FOOTBALL ZONE編集部)