フィルミーノの後継者は日本人MF? リバプール専門メディアが推奨「南野拓実の補強を繰り返すことで穴を埋められる」

リバプールFWロベルト・フィルミーノ【写真:ロイター】
リバプールFWロベルト・フィルミーノ【写真:ロイター】

「フィルミーノの後釜として見るべき」とリンツFW中村敬斗を名指し

 イングランド1部リバプールに所属するブラジル代表FWロベルト・フィルミーノは、今シーズン限りでクラブを退団する意向をユルゲン・クロップ監督に伝えたという。夏の移籍市場では、フィルミーノの後継者探しに出ると見られるリバプールだが、リバプール専門メディア「Liverpool.com」は、「南野拓実の補強を繰り返すことで穴を埋められる」と、日本人アタッカーの獲得を薦めている。

 2015年にドイツ1部ホッフェンハイムからリバプールに加入したフィルミーノは、公式戦352試合で107得点78アシストを記録してきた。エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネ(現バイエルン)との3トップは、イングランドだけでなく、欧州を席巻した。

 直近のマンチェスター・ユナイテッド戦(7-0)では、オランダ代表FWコーディ・ガクポがリバプールに加入して以来、最高のパフォーマンスを見せてフィルミーノの穴を埋められることを示した。記事では「中盤や最終ラインの補強が優先」としつつも、「今シーズンが示すように、穴の開いたポジションを補強しないことは虫歯を放置するようなもの。広がっていき、手術が必要になるまで悪化する」とアタッカーの必要性を指摘している。

 そして、その穴を埋めるべく選手として推薦したのが、オーストリア1部LASKリンツに所属するFW中村敬斗だ。「オーストリアリーグは、最高峰のリーグではないかもしれない。それでも、アーリング・ブラウト・ハーランド、サディオ・マネ、ドミニク・ソボスライ、カリム・アデイェミといった選手たちがキャリアをスタートさせた場所だ。多くの選手はRB(レッドブル・)ザルツブルク出身だが、最近のスターはザルツブルク以外からも出ており、リバプールがフィルミーノの後釜として見るべき、南野拓実の移籍の再現を狙うべきは中村敬斗だ」と報じている。

 今シーズン、公式戦23試合で14得点7アシストを記録している中村は、ステップアップ移籍のオファーは届くことになるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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