リバプールの伝統に便乗し“炎上”? ユナイテッドFWが弁明「触れるのを邪魔して挑発しようと…」
ベグホルストが相手ホームの「THIS IS ANFIELD」というプレートに手を触れるジェスチャー
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表FWボウト・ベグホルストは、0-7で大敗した現地時間3月5日のプレミアリーグ第26節のリバプール戦での自身の“炎上”についてSNSで弁明した。
今冬に“赤い悪魔”へ期限付き移籍してきたベグホルストは敵地アンフィールドでのリバプール戦に先発出場した。アンフィールドではピッチに出る直前に壁の「THIS IS ANFIELD」というプレートで手を触れるのがリバプールの選手にとっての伝統になっているが、ベグホルストもこのアクションをしていたとして非難を浴びていた。
ベグホルストは自身のインスタグラムのストーリーでこの“炎上”について言及。「普段はメディアでのトピックに反応することはしないが、今回は私にとって大切なユナイテッドのファンのためにも話しておくべきことだ」と切り出し、アンフィールドのプレートにタッチした理由を明かした。
「代表チームの活動中に、フィルジル(・ファン・ダイク)があの看板にいつも触れていることを知ったんだ。だから私は彼が触れるのを邪魔して、試合前に挑発しようとしたんだ。子どもの頃からFCトウェンテをサポーターしてきたが、今はマンチェスター・ユナイテッドの選手であることを誇りに思っている。この素晴らしいクラブへの私の献身が疑問視されることは決してない」
ベグホルストは隣を歩いていた同胞DFファン・ダイクに対する試合前の駆け引きとしてプレートに手を伸ばしていたようだが、結果的にそれがファンからの反発を引き起こすものとなってしまったようだ。
クラブへの忠誠心を強調した30歳のFWは「日曜日は我々にとってひどい1日だった。これからの数週間で正しい方向に向かうように全てを尽くす。我々は1つになって立ち直り、今季の目標達成を目指していく」と大敗からの再起を誓っていた。