「試合をぶち壊した。この世界にいられなくなる」 広島守護神が明暗を分けた痛恨のミスに意気消沈
広島は川崎に0-2で敗戦
サンフレッチェ広島は22日、セカンドステージJ1第15節で川崎フロンターレと対戦し、敵地で0-2と敗戦を喫した。GK林卓人は、2失点を生んだ自らの致命的なミスに肩を落としている。
広島は試合開始から前線から果敢に川崎守備陣へハイプレスを連動させ、高い位置でボールを奪い、幾度となくチャンスを演出。試合を優位に進めていた。しかし、終盤に状況が一変する。スコアレスで迎えた後半39分、ボックス付近のこぼれ球を川崎MF森谷賢太郎が拾うと、右足を一閃。強烈なミドルシュートは真っ直ぐゴール中央の枠を捉えた。
すると、GK林がこの局面でまさかの見逃しを判断。目でボールの行方を追うも、そのままネットを突き刺され、見誤った林はそのまま仰向けで倒れた。
「最悪なミス。自分が試合をぶち壊した。勝手に枠外と判断した結果。ああいったプレーを続けてしまうと、この世界にいられなくなる。試合内容が本当に素晴らしかっただけに、自分自身が情けない」
試合後、林は1失点目の場面を振り返り、自らのミスに厳しい言葉を投げた。
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