レアル次期監督は“フリー”のポチェッティーノ? ペレス会長の長年の希望が実現か
レアルとアンチェロティ監督の契約は2024年まで残っているが…
スペイン1部レアル・マドリードのフロレンティーノ・ペレス会長は、マウリシオ・ポチェッティーノ氏を次期監督に就任させる考えがあるようだ。レアル専門メディア「Defensa Central」が報じている。
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ポチェッティーノ氏は、2021-22シーズンを最後にパリ・サンジェルマン(PSG)の監督を解任されてから、その後は無所属の状況が続いている。レアルのペレス会長は、何年も前からポチェッティーノ氏を監督に据える希望を持っていたが、それを実現できない状況にあったという。
現在はイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督がレアルを率いており、契約期間は2024年まで残っているという。だが、ブラジルサッカー連盟(CBF)が次期ブラジル代表監督の候補に名前を挙げているなかで、ペレス会長は今シーズン終了後の指揮官交代の可能性を閉ざしていないようだ。
CBFはアンチェロッティ監督がどのような決断を下すか、この先の3か月を見守る予定だという。そしてポチェッティーノ監督は、ドイツ1部バイエルン・ミュンヘンのユリアン・ナーゲルスマン監督、レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、そしてラウール・ゴンサレス監督とともに、アンチェロッティ監督の後任候補になるという。
これまでもペレス会長はポチェッティーノ監督の招聘に動いたが、最初は指揮を執っていたトッテナムが交渉を拒否。その後、2021年夏にもジネディーヌ・ジダン監督が退任した際は、パリ・サンジェルマンを率いていた。現在は無所属のため、ポチェッティーノ氏のレアル監督就任を阻むものはないと見られている。
レアルをアルゼンチン人監督が率いるのは、2018-19シーズンのサンティアゴ・ソラーリ監督以来となる。果たして、3度目の正直でレアルのポチェッティーノ監督は誕生することとなるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)