三笘はシーズン最優秀選手の「ワイルドカード」 元英代表DFが絶賛する理由とは?「常に目の前の相手を…」
元英代表DFリチャーズ氏がコメント
イングランド1部ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫は、多くのビッグクラブから関心を示されている。日本代表DF冨安健洋も所属するアーセナルも、そうしたクラブの1つとされるが、元イングランド代表DFマイカ・リチャーズ氏が三笘を絶賛した。英メディア「THE BOOT ROOM」が報じている。
現役時代にマンチェスター・シティなどで活躍したリチャーズ氏。三笘はシーズン最優秀選手の1人に入る可能性があると感じているという。
アーセナルのミケル・アルテタ監督は、ベルギー代表FWレアンドロ・トロサールを冬の移籍市場で獲得して、攻撃のオプションを増やした。トロサールはイングランド代表FWブカヨ・サカ、ブラジル代表FWガブリエウ・マルティネッリと並び、アーセナルの攻撃を支える存在となった。
それでもアルテタ監督は、トロサールを獲得する前に日本人アタッカーの獲得に動いていたという。リチャーズ氏は、シーズン最優秀選手の「ワイルドカード」と称する三笘について、「私は彼がドリブルの論文で学位を取得したことが気に入っているんだ。彼はどのように選手を打ち負かすか、大学の体育学で論文を書いたんだ」と語った。
そして、「いくつかの攻撃的な選手は、好調な時期を迎えて3試合か4試合ほどとてつもないプレーを見せる。だが、三笘は毎週のようにいいプレーをしている。ゴールやアシストをすべての試合でするわけではないかもしれないが、常に目の前の相手を倒している」と絶賛した。
現地時間3月4日のウェストハム戦(プレミアリーグ第26節)でも1得点1アシストを記録し、4-0の勝利に貢献した三笘について、記事でも「プレミアリーグに簡単に順応して、ロベルト・デ・ゼルビ監督の下で、卓越した力を見せている。少し大げさかもしれないが、それでも三笘は印象に残る活躍を見せており、アーセナルのようなクラブが獲得に動いていても不思議ではない」と報じている。
今シーズン、大きな飛躍を遂げている三笘だが、シーズン終了後にはどのような評価をされているだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)