「我々にとってとても重要な選手だ」 ラニエリ監督が先発起用で1得点の岡崎を称賛

22日の本拠地クリスタル・パレス戦で岡崎が今季リーグ戦初ゴール

 レスター・シティの日本代表FW岡崎慎司は、22日に行われた本拠地クリスタル・パレス戦で今季初の先発フル出場を果たし、チームの2点目となる今季リーグ戦初ゴールを右足で決めた。リーグ戦4試合ぶりの勝利に導く活躍を見せた侍ストライカーについて、クラウディオ・ラニエリ監督も「私たちにとってとても重要な選手だ」と称えている。クラブ公式サイトが伝えた。

 岡崎は開始2分に相手GKのミスから絶好機を迎えたが、ループシュートはボールに大きなカーブがかかり枠外に外れた。それでも同41分には岡崎らしい粘りからFWイスラム・スリマニがつないで中央を打開すると、最後は左サイドで先発したMFアーメド・ムサが強烈なミドルシュートを突き刺してレスターが先制に成功した。

 その後もレスターはチャンスを得ながらも決めきれずにいたが、後半18分にエリア内左で相手DFのこぼれ球に素早く反応した岡崎が右足ダイレクトでシュートを放ち、ゴールネットを揺らした。2得点に絡んだ岡崎の活躍もあり、レスターが3−1と勝利した。

 ラニエリ監督は試合後、「今季最高のパフォーマンスだった」とチームの戦いぶりにご満悦の様子。岡崎は昨季36試合5得点と2トップの一角のとしては物足りない得点数だったものの、前線からの労を惜しまないチェイシングと献身的なポストプレーでチームに多大な貢献を示した。ここまでは新加入のスリマニが優先して起用されていたが、チームは昨季ほどの勢いが影を潜め、英メディアから不振の理由に“岡崎不在”を挙げられるほどだった。

 

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