バルサ念願のポルトガル代表MF、シティが放出にゴーサインと海外報道 “放出許可”の移籍金額とは?
バルサ会長とシウバの代理人がすでに移籍のオペレーションを進行中
スペイン1部FCバルセロナは現地時間3月5日、ホームでラ・リーガ第24節を戦い、バレンシアに1-0の勝利を収めた。これにより勝ち点を「62」まで伸ばし首位をがっちりとキープしたなか、すでに来季構想に向けた動きも水面下で進めているようだ。スペイン紙「スポルト」は、ポルトガル代表MF移籍の可能性について報じた。
ラ・リーガ優勝に向けて首位を快走するバルセロナはこの試合、前半16分にブラジル代表FWラフィーニャのゴールで幸先よく先制する。その後は何度か訪れた決定機を決め切れず前半を1-0で折り返す。
後半に入ると、立ち上がりにペナルティーキック(PK)のチャンスを獲得。ところがスペイン代表FWフェラン・トーレスがこれを外すと、その直後にアクシデントが発生する。フランス代表DFジュール・クンデがハイボールの処理を誤ると、抜け出したバレンシアFWウーゴ・ドゥーロをウルグアイ代表DFロナルド・アラウホが倒して一発退場。バルセロナは残り30分以上に渡り数的不利を余儀なくされるも、リードを守り切り首位固めに成功した。
同日夜に開催されたべティス対レアル・マドリードが引き分け(0-0)に終わったことで、バルセロナはレアルとの勝ち点差を「9」に広げた。ラ・リーガ優勝への視界がさらに広がったなか、バルセロナはすでに来季に向けてイングランド1部マンチェスター・シティのポルトガル代表MFベルナルド・シウバの獲得に動き出しているという。
「スポルト」紙によると、バルセロナのジョアン・ラポルタ会長はシウバの代理人であるジョルジュ・メンデス氏と共同して移籍に向けたオペレーションを進めているとのこと。また、シティもシウバ本人からのバルセロナ移籍の意思を受け、現在は放出に前向きであるそうだ。
一方、シウバはシティとの契約期間を2025年6月まで残しているため、放出にあたっては移籍金が発生する。「スポルト」紙はこれについて、「シティはメンデス氏に6500万ユーロ(約94億円)であればベルナルド・シウバの移籍を許可すると伝えた」と報じている。
バルセロナは昨夏と今冬の2度に渡ってシウバ獲得に挑戦し、失敗に終わっている。来たる夏に念願のMF獲得にこぎつけることはできるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)