好調ミランは18歳MFの“完璧な一撃”で首位ユーベ撃破! ベンチスタートの本田は最後まで出番なし

ユーベに先制されたかと思われたがオフサイド判定 18歳MFロカテッリが決勝ゴール

 日本代表FW本田圭佑が所属するACミランは、現地時間22日の昨季王者ユベントスを本拠地で迎え撃ち、18歳の新鋭MFマヌエル・ロカテッリの決勝ゴールで1-0と勝利を収めた。ベンチスタートの本田は最後まで出番が訪れなかった。

 ミランは前半から首位ユベントスを相手に一歩も引かない戦いを見せ、0-0のままゲームが進んでいった。そして前半36分、ゲームのなかで大きなポイントになるプレーが生まれた。ユベントスがゴールから40メートルほどの位置でフリーキックを得ると、MFミラレム・ピアニッチがゴール前に入れたボールにDFレオナルド・ボヌッチが合わせようとしたものの、触れずにボールが流れた。しかし、この動きにGKジャンルイジ・ドンナルンマは惑わされ、ボールはそのままゴールに吸い込まれる。ユベントスが先制したかに思われた。

 しかし、審判団の判定はオフサイドポジションにいたボヌッチの動きがドンナルンマに干渉するプレーだったとして、オフサイド判定によりゴールを取り消した。2列目から飛び出すようにゴール前に入ったボヌッチがオフサイドポジションにいたか議論の余地が大いに残り、微妙な判定になった。結局、前半は0-0のまま折り返した。

 後半も一進一退の攻防が続くなか、素晴らしい決勝ゴールが生まれた。同20分、ミランは右サイド深くでFWスソがボールをキープすると、後方からフォローしたロカテッリにパス。ペナルティーエリア角付近でボールを受けたロカテッリは、思い切り右足を振り抜くと矢のようなシュートがクロスバーに当たり、そのままサイドネットに突き刺さった。ユベントスの鉄壁守護神であるジャンルイジ・ブッフォンにもなす術がない完璧な一撃だった。

 

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