リバプールFWサラー、マンU戦のプレミア記録樹立も涼しい顔 「家族とカモミールティーを飲んで寝る」

リバプールFWモハメド・サラー【写真:Getty Images】
リバプールFWモハメド・サラー【写真:Getty Images】

マンU戦で2ゴールを決めて7-0の大勝に貢献

 イングランド1部リバプールは、現地時間3月5日に行われたプレミアリーグ第26節でマンチェスター・ユナイテッドと対戦し、7-0という歴史的な大勝を収めた。この試合でエジプト代表FWモハメド・サラーは2ゴールを決め、リバプールのプレミアリーグにおける最多得点者となった。英公共放送「BBC」が報じている。

 2017年にリバプールに加入したサラーは、2017-18シーズンには通算32得点を挙げてプレミアリーグ得点記録を更新。21年にはチェルシーで活躍した元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏の記録を塗り替え、アフリカ出身選手のプレミアリーグ最多得点者となっている。

 ユナイテッド戦の1点目はプレミア通算128得点目、2点目が129得点目となったサラーだが、これによりリバプールのファンから「ゴッド(神)」と称される元イングランド代表FWロビー・ファウラー氏の記録を抜くことになった。

 後半21分にサラーはカウンターからスペイン代表GKダビド・デ・ヘアを破り、チームの4点目を記録。これで出場したユナイテッド戦で6試合連続ゴールを挙げたリバプール史上初の選手となると、後半38分のゴールによって、プレミアリーグでのユナイテッド戦でのゴール数を通算10得点とし、最も多くプレミアリーグでユナイテッドから点を取った選手となった。

 新たな記録達成をどのように祝うかと聞かれたサラーは、「家族と一緒にカモミールティーを飲んで、寝るね」と、答えたという。

 なお、サラーはこれまでプレミアリーグで26のクラブから得点をマーク。ワトフォード、ウェストハムから9得点、ボーンマスから8得点を挙げているが、最も多くゴールを奪っているのはマンチェスター・ユナイテッドからとなっている。

 ライバルのユナイテッドから多くのゴールを挙げていることもあり、ファンからの人気も高いサラー。今季はユナイテッド戦までのリーグ戦24試合で9得点と、これまでのようにハイペースで得点を挙げることはできていなかったが、ユナイテッド戦の強さは不変だったようだ。

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