三笘薫、パス成功率で驚異の“90%超” 「なんて選手だ」…ドリブラーの進化に海外驚き

三笘薫のパス成功率に海外注目【写真:Getty Images】
三笘薫のパス成功率に海外注目【写真:Getty Images】

ウェストハム戦でPK奪取&今季6点目と躍動、ドリブル以外でも好スタッツ

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間3月4日のプレミアリーグ第26節ウェストハム戦に先発出場し、今季6得点目を決めるなど4-0の勝利に貢献した。得点以外にもPK奪取やデュエル勝利数など印象的なスタッツを残す大活躍となり、パス成功率では驚異的な数字をマークした。

 三笘は0-0で迎えた前半17分、左サイドでMFソリー・マーチからのロングパスを受けると、ドリブルで仕掛けてPKを獲得。これをMFアレクシス・マック・アリスターが成功させて、ブライトンが先制した。

 さらに三笘は2-0の後半24分にMFパスカル・グロスのアシストからチーム3点目をゲット。グラウンダーのクロスにスライディングしながら合わせてネットを揺らした。今季6得点目で、12-13シーズンのMF香川真司と17-18シーズンのFW岡崎慎司が記録したプレミアリーグの日本人シーズン最多得点記録に並んだ。

 英メディア「Squawka」のツイッターはこの試合の三笘のスタッツを紹介。得点とPK奪取以外にも、デュエル勝利7回、相手ボックス内でのボールタッチ5回、タックル成功3回、チャンスクリエイト2回など印象的な記録を残し、とりわけ目を引いたのがパス成功率93%の数字だった。

「Dr.ドリブル」の称号が定着しつつある三笘だがその武器が相手から警戒されつつある。そうした状況もあり、ウェストハム戦では無理に仕掛けようとはせず、敵の背後を突く動きや中央寄りからのラストパスで違いを見せた。

 ドリブル一辺倒ではなく、パスや動きのクオリティーを高めて勝利に貢献した三笘。好スタッツが並んだ結果に対しては、SNS上で海外ファンからも「なんて選手だ」「スペシャル」「ウインガーとしてパス成功率93%の精度はさらに印象的だ」といった感嘆の声が漏れていた。

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