ムバッペ、名門レアル入りの噂に“自虐的”発言 「すでに移籍していると思わないか?」
クラブ歴代最多ゴール記録のナント戦後に去就へ見解
フランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)のフランス代表FWキリアン・ムバッペは、3月4日のリーグ第26節ナント戦(4-2)でクラブの歴代最多ゴールを記録した。その後の記者会見で、去就についてUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の結果が必ずしも重要な要素ではないと話している。
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24歳のムバッペは前節のマルセイユ戦で2得点。ウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニが持つ通算200ゴールの最多記録に並んでいたなか、ナント戦の後半アディショナルタイムにゴールを決めて単独トップに立った。2017年にモナコから加入し、247試合出場で記録更新となる。
一方で、ムバッペにはスペインの強豪レアル・マドリードへ移籍するのではないかという報道が絶えない。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」では、試合後の記者会見で去就について問われたムバッペのコメントをレポート。その質問は、ドイツ王者バイエルン・ミュンヘンと対戦する今季のCLベスト16で敗退した場合は、それがPSGから移籍する理由になるかというものだったという。
ムバッペはそれに対して「ここパリで幸せだし、現時点でほかのことは考えていない。もしCLでのバイエルン戦での結果を僕の将来と結び付けて話すというのなら、ここ数年の結果を見れば僕はすでにほかのクラブへ移籍していると思わないか?」と、やや自虐的な言葉も交えながら応じている。
カタールからのオイルマネーを背景に欧州制覇を最大の野望としてから10年強が経っているが、そのCL制覇はまだ果たされていない。一方で、ムバッペがPSGからの移籍を決断するかどうかには違った要素が必要になってくるようだ。