讃岐が身体を張った守備で無失点勝利

　カマタマーレ讃岐は3月5日、J3リーグ開幕節でアスルクラロ沼津とホームで対戦し、1-0で勝利。白星で2023シーズンのスタートを切ったなか、後半に見せた5連続ブロックに注目が集まっている。

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　讃岐は昨季、6勝9分19敗で負け越し、18チーム中17位と下位に低迷。今季は日本代表出場歴のある米山篤志氏が監督に就任し、J2昇格を目指している。

　注目を集めたのは前半40分だった。ペナルティーエリア内で最大のピンチを迎えるも、GK高橋拓也のセーブから5連続で相手のシュートをブロック。身体を張った守備でピンチを脱し、元日本代表FW中山雅史監督が率いる沼津の猛攻をしのいだ。

　すると後半45分、最終ラインからのロングボールをFW森本ヒマンが収めて右サイドに展開すると、MF川崎一輝がゴール前にクロスを供給。これに逆サイドから駆け上がったMF吉田源太郎が合わせ、讃岐が終了間際にゴールを奪う。試合はそのまま1-0で終了し、讃岐が白星スタートを切った。

　そんななか、Jリーグ公式ツイッターで讃岐の5連続ブロックシーンが公開されると、「伝説のカマナチオ」「これは痺れた」「魂の14秒」「漫画のよう」「これぞ魂のディフェンス！」など、守備陣を称えるコメントが多く寄せられている。

　堅守を見せて勝ち点3を得た讃岐。2018年以来のJ2の舞台に向けて好スタートを切った。