リーグ4連勝のアーセナル、指揮官の“ゲン担ぎ”ラッキーアイテムに英紙注目 「勝っているうちは変えたくない」
黒とグレーのモノトーンコーデで4連勝中
イングランド1部アーセナルは現地時間3月4日、プレミアリーグ第26節でホームにボーンマスを迎え撃ち、3-2で勝利した。後半アディショナルタイムに逆転するという劇的な結末となったなか、ミケル・アルテタ監督の“勝利を呼び込む”コーディネートに注目が集まっている。英紙「ザ・サン」が報じた。
悲願のプレミアリーグ制覇へ、下位に沈むボーンマスからきっちり勝ち星を掴み取りたいアーセナル。ところがこの試合では、前半キックオフからわずか9秒で右サイドのクロスに反応したボーンマスMFフィリップ・ビリングのゴールで失点した。1点ビハインドで前半を折り返すと、後半12分にはコーナーキック(CK)からDFマルコス・セネシのヘッドで2点目を献上する。
しかし、同17分にアーセナルはCKのチャンスを獲得すると、ボックス内でMFエミール・スミス・ロウがヘッドで折り返したボールにMFトーマス・パーティがボレーで合わせ1点を返す。息を吹き返したアーセナルは後半25分にDFベン・ホワイトのゴールで試合を振り出しに戻すと、同アディショナルタイムに途中出場のFWリース・ネルソンがCKでこぼれてきたボールを豪快に左足で強烈に叩き込むと、そのまま劇的な逆転勝ちを収めた。
後半12分までに2点をリードされたことで、アーセナルの選手だけでなくファンにとっても敗戦が脳内にちらついたことだろう。一方、チームを率いるアルテタ監督は平静を保つことができていたのかもしれない。「ザ・サン」紙は、その根拠として同監督のこの日の装いが「幸運の衣装」だと紹介している。
ボーンマス戦でピッチサイドに現れたアルテタ監督の服装は、黒のダウンコートに同色のレザーシューズ、グレーのトラウザーパンツというモノトーンコーデ。記事によると、同じコーディネートで今節のボーンマス戦を含めて4連勝中だそうで、アルテタ監督はこの“ゲン担ぎ”についてこう述べている。
「チームが勝っているうちは、服装を変えたくないね。それまでと同じコートやパンツ、靴を着用していたいんだ。負けたら、何か変えるよ」
悲願のリーグ制覇へ、再び上昇気流に乗ったアーセナル。アルテタ監督の“ラッキーコーデ”はいつまで続くだろうか。