名将ペップが推薦する将来のシティ指揮官は? 「監督になる星の元に生まれてきた」
クラブOBで現在は英2部バーンリーを率いるコンパニ監督を挙げる
イングランド1部マンチェスター・シティを率いるジョゼップ・グアルディオラ監督は、2016-17シーズンからクラブを率いている。2月にシティがプレミアリーグに100を超える財務違反疑惑をかけられた際も、クラブの潔白を信じて指揮を執り続けているスペイン人監督は、元ベルギー代表DFヴァンサン・コンパニ氏が将来的な後継者になると感じているようだ。英メディア「90Min」が報じている。
コンパニは2008年にシティに加入すると、その後、2018-19シーズンまでクラブに在籍。2011-12シーズンからはキャプテンとしてチームを統率し、初のプレミアリーグ優勝などを成し遂げた。シティを退団後は、ベルギー1部アンデルレヒトで選手兼監督を務め、22年6月からはイングランド2部バーンリーを率いている。
FAカップ(杯)の準々決勝でシティはバーンリーと対戦することが決まったが、グアルディオラ監督は「彼はマンチェスター・シティの監督になる星の元に生まれてきた。それは運命なのだと思う。いつかそうなるだろう。いつかは分からないが、そうなるに違いない」と、将来的に監督としてシティに戻る可能性を示唆した。
「すぐにか、時間が経ってからかは分からないが、彼はマンチェスター・シティの監督になるだろう。でも、とても自信がある。私の感覚だ。もしかしたら、間違っているかもしれないけれどね。彼はクラブにいたし、労働倫理もあり、サッカーの知識があり、リスペクトされていて、経験もある。彼がやってきたことをやるのは、とても難しく、彼はうまくやっている。クラブのことも、環境も、ファンも、どんな人が必要かも知っている。運命はここにある」
そして、FA杯で準々決勝に勝ち上がったことに加え、2部リーグで首位に立っている手腕を評価した。「2部リーグは、多くの試合があってとても難しい。継続力は信じられない。来シーズンの昇格に近づいており、個人的には、彼の成功とバーンリーでやっていることを喜んでいる。私たち全員、ファンも含めて、彼が戻ってきたら嬉しいだろう」と予想した。
現役時代にシティで多くのタイトルを手にしたコンパニ。グアルディオラ監督の予想通り、再びシティに戻ってくることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)