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中村航輔が代表正GKに名乗り ポルトガル日本人対決で現地高評価「3mの巨人のよう」
ポルトガルで中村航輔と守田英正の日本人対決が実現
ポルトガル1部ポルティモネンセに所属するGK中村航輔が現地時間3月4日に行われたリーグ第23節のスポルティング戦にスタメン出場。MF守田英正との日本人対決が実現したなか、終始安定したセービングを披露。スポルティングに0-1と惜敗したものの、地元メディアでは「ありとあらゆるものを防御」と中村を評価した。
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J1柏レイソルで台頭した中村は2021年にポルティモネンセへ完全移籍で加入。当初は出番を得られなかったものの、今季は正守護神として活躍しており、リーグ戦18試合出場で4試合の完封勝利に導いている。
試合は前半39分、スポルティングにペナルティーキック(PK)が与えれるも、MFペドロ・ゴンサウベスがゴール上にボールを飛ばし、中村がPK失敗を誘発。後半27分には、裏のスペースに抜け出したゴンサウベスと中村が1対1となりピンチを迎えたが、上手く距離を詰めて足セーブの好守を披露した。
しかし後半32分、1本のスルーパスから最終ラインの裏を突かれて痛恨の失点。中村は終始存在感を発揮したものの、そのまま0-1で敗れている。
試合には敗れたポルティモネンセだったが、守護神・中村への評価は高い。ポルトガルメディア「Tribuna Expresso」は「3メートルの巨人のよう」「ありとあらゆるものを防御」と称えている。データサイト「SofaScore」によると、中村は5本のセーブを記録し、評価「7.5」でチームトップの評価を得た。
また、スポーツチャンネル「DAZN」公式ツイッターで中村のセーブシーンが公開されると、「日本代表で見たい」「ヤバすぎんだろ」「お手本みたいなセービング」「シュートストップはピカイチ」など絶賛のコメントが多く寄せられていた。
ポルトガル移籍から2シーズンは出番が限られた中村だが、3年目にして頭角を現しており、日本代表の新守護神に名乗りを上げている。