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日本との「実力差は明白」 U-20中国代表、圧倒的劣勢の内容を母国メディアが悲観「努力は尽くしたが…」
ポゼッション率は22.7%対77.3%と大差
U-20中国代表は3月3日、5月のU-20ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねたU-20アジアカップの初戦で日本と対戦。相手のオウンゴールで先制したが、後半に2点を失って1-2で敗れた。母国メディアは「実力差は明白」と嘆き節で報じている。
中国は前半6分に左コーナーキックから日本のDF田中隼人のオウンゴールで先制。しかし、その後は押し込まれる展開が続いた。後半21分、日本のMF佐野航大が上げたクロスをFW熊田直紀にヘディングで決められて同点。さらに4分後、再び佐野のクロスに反応した熊田にジャンピングボレーを放たれ、目の前にこぼれたボールを押し込まれて逆転を許した。
アジアサッカー連盟(AFC)によれば、ポゼッション率22.7%対77.3%、シュート数4対25(うち枠内2対9)、パス本数162対577(成功率46.9%対84.4%)など、中国は日本に対して劣勢を強いられた。
中国のスポーツメディア「新浪体育」は「最大限の努力は尽くしたが、実力差は明白」と見出しを打ち、チームを率いるアントニオ・プチェ監督が試合後に「我々のチームは、国際試合がほとんどなく、マッチメイクも難しい」と語ったことを紹介。また、記事では「日本のセンターフォワードのレベルの高いプレーも中国チームを驚かせたようで、コーチングスタッフは明らかに対策を欠いていた」と、技術や戦術面でまだまだ日本と大きな差があることを指摘していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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