皮肉すぎる結果 現状の先発メンバーよりも豪華すぎるマンUの負傷者リスト

ファン・ハールの悪夢を物語る布陣

 マンチェスター・ユナイテッド(マンU)は22日、プレミアリーグ第12節で強豪アーセナルとのビッグマッチを迎える。
 しかし、ルイス・ファン・ハール監督にとっての最大の敵はガナーズではない。それは、チーム内で相次ぐ「負傷離脱」という大敵だ。
 現在、12人の負傷者を抱えるマンUだが、見事に各ポジションにそのけが人が分散されている。そのメンバーでイレブンを形成すると、実に豪華なスタメンができあがるのだ。
 4-2-3-1システムに選手を順に置いていく。GKにダビド・デヘア、DFは左からルーク・ショー、マルコス・ロホ、ジョニー・エヴァンズ、フィル・ジョーンズ。ドイスボランチにはダレイ・ブリントと、マイケル・キャリックを置き、2列目は左からアシュリー・ヤング、アンヘル・ディ・マリア、ジェシー・リンガードが並ぶ。そして、ラダメル・ファルカオの1トップと、非常にバランスの整ったチームができてしまうのだ。
 DFラインは、ショー、ロホ、エヴァンズと左利きに偏ってしまうものの、ドイスボランチのブリント、キャリックは、安定感のある守備でチームを手助けしてくれるはずだ。ヤング、リンガードの両サイドは、縦へと仕掛け、クロスを配給する。この2人が織りなすサイド攻撃によって、ファルカオの巧みな動きを引き出すことができるだろう。そして、移籍金100億円オーバーのディ・マリアをトップ下に配置すれば、その類いまれなる能力で試合を決定付けてくれるはずだ。

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