バルサが元スペイン代表DFセルジ・ロベルトと1年間の契約延長 契約解除条項は580億円に設定
クラブは「黙々と日々の仕事をこなす」と評価
スペイン1部の強豪FCバルセロナは、現地時間3月3日に元スペイン代表DFセルジ・ロベルトとの契約延長を発表。契約解除条項が4億ユーロ(約580億円)に設定されていることを合わせて発表した。
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下部組織育ちで2010年にデビューしたロベルトは、それ以来バルセロナ一筋でプレーしている。クラブは「バルセロニズモという言葉をすべての意味で表現する」と、この生え抜きの31歳についてコメントし、その新契約が2024年6月まで延長されたことを発表した。
バルセロナは「339試合に出場した彼は、忍耐強さが美徳であることを証明し続けている。フィニッシュ能力を持つミッドフィルダーとして鍛えられ、さまざまなポジションに適応できることから、どの監督も彼をチームの重要な一員とみなしてきた。ルイス・エンリケ監督時代に始めた右サイドバック(SB)として、ほとんどの試合に出場している。今やディフェンダーであれミッドフィルダーであれ、状況に応じて黙々と日々の仕事をこなす。新たな契約により、さらに1年間、生涯の伴侶となるチームと結びついた」と、この契約について発表した。
財政上の問題も存在するバルセロナだが、4億ユーロという途方もない契約解除条項はクラブに放出の意思が全くなく、選手にも移籍の意思がないことの表明とも言えるだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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