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「もう負けたくない」 U-20中国代表、アジア杯黒星スタートで嘆き 「日本恐怖症はいつ消える?」
日本相手にオウンゴールで先制も、後半に2点を奪われて逆転負け
U-20中国代表は3月3日、5月のU-20ワールドカップ(W杯)アジア予選を兼ねたU-20アジアカップの初戦で日本と対戦。相手のオウンゴールで先制したが、後半に2点を失って1-2で敗れた。圧倒的な内容の差に、母国メディアは「もう負けたくない」と嘆いている。
中国は前半6分に左コーナーキックから日本のDF田中隼人のオウンゴールで先制。しかし、その後は押し込まれる展開が続いた。後半21分、日本のMF佐野航大が上げたクロスをFW熊田直紀にヘディングで決められて同点。さらに4分後、再び佐野のクロスに反応した熊田にジャンピングボレーを放たれ、目の前にこぼれたボールを押し込まれて逆転を許した。
中国のニュースメディア「SOHU」は、試合を通してポゼッション率22.7%対77.3%、シュート数4対25(うち枠内2対9)、パス本数162対577(成功率46.9%対84.4%)など、圧倒的な数字の差があったことを紹介。そのうえで、日本の背中はまだ遠いと言及している。
「試合には負けたものの、U-20中国代表はよく戦った。少なくとも一生懸命戦っていた。しかし、日本とはメンタルのレベルに埋められないギャップがあった。その差は少なくとも20年、いやそれ以上だ。日本はカタール・ワールドカップ(W杯)でもドイツ、スペインを次々と破った。隣国(日本)とのギャップを嘆くしかない。これまで多額の金を費やしてきたのに、なぜ何度も負けるのか? “日本恐怖症”はいつ消える? いずれにしても中国サッカー界は全力を尽くし、腰を据えて基盤を作る時で、長期的な施策を施すべきだ」
1-2のスコア以上に、中国メディアは日本との実力差を感じる試合となったようだ。
■「AFC U-20アジアカップ ウズベキスタン2023」試合情報
グループリーグ第2戦
日本代表 vs キルギス代表
2023年3月6日(月)19時キックオフ
DAZN独占配信
グループリーグ第3戦
日本代表 vs サウジアラビア代表
2023年3月9日(木)21時キックオフ
DAZN独占配信