リバプール補強投資に「Jリーグは素晴らしい場所」 柏ストライカーに英注目「最高の若手」

柏レイソルFW細谷真大に英メディア注目【写真:Getty Images】
柏レイソルFW細谷真大に英メディア注目【写真:Getty Images】

日本人FW獲得の可能性を専門メディア考察、柏21歳FW細谷真央に脚光

 今シーズン低迷するイングランド1部リバプールは、今夏の移籍マーケットでの補強が不可欠とされる。そんななか、クラブ専門メディアは伸びしろを残した若手選手を次々と発掘し成功しているブライトンの補強戦略に倣うべきだと指摘。そのなかで、J1柏レイソルの日本人ストライカーを「理想的な選手」とし、脚光を当てている。

 リバプール専門メディア「liverpool.com」は、「リバプールはブライトンの移籍策を真似して、『最高の若手選手』との契約状況を叩き込むべし」と見出しを打ち、補強策に注目。日本代表MF三笘薫やエクアドル代表MFモイセス・カイセドらを発掘し、着実に育てて成功しているブライトンの補強戦略に従うべきだと主張している。

 そのなかで「Jリーグはレッズにとって投資のための素晴らしい場所となり得る」と指摘し、日本人ストライカー獲得の可能性を考察。「liverpool.com」が注目したのがJ1柏に所属するFW細谷真大だ。同メディアは、ディボック・オリギ(ACミラン)退団以降、試合を決めるために登場できるフィニッシャーが欠けていると指摘したうえで、パリ五輪世代のエース候補とされるストライカーが「理想的な選手となり得る」との見解を示した。

 21歳の細谷は、昨季のJ1リーグで33試合8得点をマークし、ベストヤングプレーヤー賞を受賞。今季もシーズン開幕から2戦2発と好調ぶりを示している。そんな若きFWを、記事では「今のリバプールにはいないタイプのストライカー」と紹介され「頭脳戦が得意で、ボックス内のスペースを見つけたり、ディフェンスの背後に回り込んだりするのが得意だ」と触れられた。

 攻撃面だけでなく前線からのプレスでも貢献できるプレースタイルから、同メディアは「リバプールのゲーゲンプレッシング・スタイルに見事にフィットするもの」と分析。今季の開幕2試合での好パフォーマンスから「昨季以上の活躍が期待できそう」と期待も寄せられ、近い将来の“海外組候補”として熱視線が送られていた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



page 1/1

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング