ハーランド代理人、「レアルは選手の夢」発言の真意とは? 現地で反響「シティからの退団を計画している」
ハーランドの代理人を務めるピメンタ氏の発言に現地で憶測飛び交う
イングランド1部マンチェスター・シティに所属するノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランドの代理人を務めるラファエル・ピメンタ氏が「レアル・マドリードは選手の夢」と語った。英公共放送「BBC」や英紙「デイリー・メール」などが報じている。
ハーランドは昨夏、レアルなど世界中のメガクラブが関心を寄せていたなかでシティへ移籍。プレミアリーグで24試合27得点と驚異的なペースで得点を重ねている。
昨年4月に亡くなったミノ・ライオラ氏の後を受けてハーランドの代理人を務めるピメンタ氏はロンドンで開かれた「フィナンシャル・タイムズ・ビジネス・フットボール・サミット」の場で注目の発言をしていたようだ。
「プレミアリーグがある、そしてレアル・マドリードもある。彼らは彼らにしかないものを持っていて、それは選手にとって夢です。マドリードはこの魔法を使い続けている。彼らはチャンピオンズリーグを持っている」
歴代最多14度のUEFAチャンピオンズリーグ優勝を誇る“白い巨人”にはほかのクラブが持っていない魅力があるとピメンタ氏は語っていた。また同氏は選手たちの将来プランを常に考えているとも話している。
「我々のエージェンシーは常に計画を持つようにしています。計画を立て、目標を持たなければなりません。達成できるかどうかはわかりませんが、行き先がわからなければどこへもたどり着くことはできません」
具体的にハーランドの去就について明言したわけではないものの、ハーランド獲得にも注力していたレアルの名前も挙がっていただけに、英国メディアは敏感に反応。「デイリー・メール」は「アーリング・ハーランドのエージェントはすでにマン・シティからの退団を計画している」「レアル・マドリードへ“夢”の移籍の扉は開かれている」などと報じている。
まだイングランド1年目のハーランドだが、早くも次なる移籍の話題が注目を集めている。
(FOOTBALL ZONE編集部)