三笘らが成功例? ブライトンTDがクラブの“若手戦略”継続を示唆「これはチャレンジだ」
クラブTDウィアー氏が戦略プランの継続を示唆
イングランド1部ブライトンは日本代表MF三笘薫やエクアドル代表MFモイセス・カイセドら若手有望株の補強によって成功を収めている。テクニカルディレクター(TD)のデイビッド・ウィアー氏は今後も新進気鋭のタレントの確保を目指す戦略プランの継続を示唆した。
昨季のプレミアリーグでクラブ史上最高位の9位に入ったブライトン。ロベルト・デ・ゼルビ監督が率いる今季はさらなる躍進を遂げており、22試合を終えた現時点で8位につけており、FAカップでもベスト8へと駒を進めている。
大ブレーク中の三笘やビッグクラブから引き抜きの噂が絶えないカイセド、MFアレクシス・マック・アリスターなどチームの中核を担う選手たちの多くは世界的にはまだ無名だった時期に獲得し、ブライトンで才能を開花させた選手たちだ。さらに、19歳のFWイバン・ファーガソンなど10代選手の台頭も続いている。
英地元メディア「Sussex Live」によれば、クラブの補強戦略を担うウィアー氏は英公共放送「BBC」に対して次のように語っていたという。
「すでにプレミアリーグで通用するエリートレベルの選手たちを買うことはほとんどしないだろう。我々はこれからプレミアリーグの選手たちになれる選手を獲得したり、育てようとしている。言うのは簡単だが、実行するのは難しいことだ。我々は若い選手にチャンスを与え、彼らをピッチに送り出すことを恐れない監督やコーチを雇用している。自分たちが完璧だと言っているわけではない。これはチャレンジだが、我々にはアイデンティティーとメソッドがある」
快進撃を続けるブライトン。成果を上げている現在の成功モデルを継続していくようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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