鎌田大地は「クロップのオプションとなり得た」 リバプール“獲得逸”の可能性に海外見解
ドルトムント入りへ急接近、鎌田の去就動向へリバプール専門メディア注目
ドイツ1部フランクフルトに所属する日本代表MF鎌田大地の獲得を巡り、同1部ボルシア・ドルトムントが急接近している。そんななか、イングランド1部リバプールの専門メディアは「ユルゲン・クロップにとって素晴らしいオプションとなり得たはずだ」と、決着の時を迎えようとしている去就動向に注目している。
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ドイツ1部ドルトムントと5年契約を結ぶ可能性が報じられている鎌田だが、リバプールも26歳の日本人MF獲得に熱視線を注いでいたと伝えられている。リバプールの専門メディア「Rousing The Kop」でも、ドイツのテレビ番組「Sport1」のパトリック・ベルガー記者が発した「リバプールからの関心が寄せられていると聞いた」とのコメントが紹介されている。
一方で、移籍市場に精通するジャーナリストであるファブリツィオ・ロマーノ氏は「ボルシア・ドルトムントは、鎌田大地とフリーランスファーで契約するための口頭での合意がほぼ整った」と指摘。ベルガー記者も「彼はフリーエージェントでドルトムントへ移籍することを望んでいるようだ」と、同様の見解を明かした。
記事では「リバプール、鎌田を逃す可能性大」と、ドルトムント入りが有力になったことを強調。来季へ中盤の補強が迫られ得る状況を踏まえ「フランクフルトの元監督であるアドルフ・ヒュッター氏が『天才』と評する鎌田は、クロップ監督にとっての素晴らしいオプションとなり得たはずだ」と伝えられた。
今季の鎌田はここまで公式戦31試合で13得点5アシストをマーク。移籍専門サイト「Transfermarkt」での市場価値は2660万ポンド(約43億5000万円)と報じられているなかフリーで獲得できるため、大バーゲンと見られている。昨年から注目されてきた鎌田の去就動向は、いよいよ決着の時を迎えようとしている。
(FOOTBALL ZONE編集部)