浦和スコルジャ監督、C大阪MF香川真司に“虜” 「何年も前にドルトムント見に行った」

浦和を率いるマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】
浦和を率いるマチェイ・スコルジャ監督【写真:徳原隆元】

C大阪に所属する香川に言及「ピッチ上で彼を見るのを…」

 J1浦和レッズのマチェイ・スコルジャ監督は3月2日のトレーニング後に定例のオンライン会見を実施。週末のホーム開幕戦、セレッソ大阪戦で対戦する元日本代表MF香川真司を「以前から好きな選手」と話した。

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 スコルジャ監督はポーランド1部リーグを4回優勝し、今季の浦和監督への就任前には同国の代表監督で候補者にも名前が挙がっていた。ここまで浦和では2月18日のリーグ開幕戦FC東京戦、25日の第2節横浜F・マリノス戦はいずれも0-2の敗戦を喫し、2連敗と苦戦している。

 その状態で迎えるC大阪戦は、昨季にルヴァン杯も含めて4回対戦して1分3敗、1得点8失点で未勝利と厳しい成績になった。スコルジャ監督も「2試合を見たが、非常にまとまっていて規律を守るチームだと思う。守備から攻撃への切り替えが長所であり、セットプレーは危険だ。浦和の分析担当からも、セレッソは少しアトレティコ・マドリードに似た戦いをすると聞いている。私たちも分析をしないといけない。特に攻撃を仕掛けている時のリスクマネジメントが大切だろう」と警戒ポイントを話す。

 一方で指揮官は「香川真司は、以前から好きな選手。ピッチ上で彼を見るのを楽しみにしています」と、表情を柔らかくしてコメント。「何年も前にスイスでキャンプをしていたドルトムントを見に行ったことがある。ロベルト・レバンドフスキらのポーランド人選手が何人かいたのでね。それで香川選手が気に入った」と、おそらく2010年から12年までの間に両者が在籍した当時、欧州でのキャリアをスタートさせてキレのある動きで席巻した当時の香川を視察した記憶を話した。

 今季、欧州から復帰して古巣のC大阪に舞い戻った香川は、ドルトムント時代に今の浦和の指揮官も魅了していたようだ。ここまで2試合連続で途中出場している香川がどのようなタイミングでピッチに立つかも注目される。

(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)



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