旗手怜央は「完璧なプロ」 “試合後の行動”にセルティック英雄が感銘「日本人の特徴なのか…」
セルティックOBの“英雄”サットン氏、謙虚な姿勢を貫く旗手に賛辞
スコットランド1部セルティックの日本代表MF旗手怜央は、在籍2シーズン目の今季、攻守に渡りインパクトを放ち、チームの主力に定着している。今や中盤に不可欠な存在になった日本人MFだが、現状へ驕らない姿勢にセルティックOBの“英雄”元イングランド代表FWクリス・サットン氏は「完璧なプロ」と称えている。
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旗手は直近の公式戦3試合で4ゴール1アシストと躍動。2月18日のスコティッシュ・プレミアシップ第26節・アバディーン戦(4-0)では2得点、26日に行われたスコティッシュ・リーグカップ決勝のレンジャーズ戦(2-1)では、FW古橋亨梧の2点目をアシストし、それぞれチームの勝利に貢献している。
セルティックの英雄サットン氏は、そんな旗手の献身的なプレーを「傑出したもの」だと賛辞を送っている。クラブ専門メディア「The Celtic Way」で紹介されたコメントによると、サットン氏は英公共放送「BBCラジオ」で旗手の個性を絶賛している。
「旗手怜央は傑出した中盤の選手で、セルティックに来てまだ1年と少ししか経っていない。しかし、彼ら(日本人選手)は試合をよく理解している。本当に、多くの面で完璧なプロフェッショナルだ」
サットン氏はとりわけ印象に残ったシーンとして、ある場面に言及。それはセルティックの取材に訪れた際の試合後、旗手がアシスタントコーチと一緒にピッチをジョギングしていたシーンだったといい、主軸としてインパクトを放つ現状へ驕らない姿勢に感銘を受けたようだ。
「これは日本人の特徴なのかどうかは分かないが…」と前置きしたサットン氏は、今シーズン公式戦24ゴールを叩き出しながらも、さらなる成長を求める古橋の姿と重ね合わせながら「その姿勢は素晴らしい」と改めて評価。目に見える結果を残しても、決して満足しない謙虚な日本人プレーヤーたちに脚光を当てていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)