新潟の技巧派MF伊藤が広島戦で見せたプレーに脚光

　6年ぶりのJ1復帰となるアルビレックス新潟は、2月26日のJ1リーグ第2節・サンフレッチェ広島戦で2-1の勝利を飾り初白星。今季期待が高まるチームで、人一倍輝いたのが25歳の技巧派MF伊藤涼太郎だった。華麗なテクニック集がアップされると、ファンから「鎌田とか香川に近い」「絶対そのうち海外だ」とコメントが寄せられている。

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　初戦セレッソ大阪との対戦は2-2のドローで終えた新潟。広島とのアウェー戦では、伊藤のスルーパスからJ1デビューのMF太田修介のゴラッソで先制。さらに再び伊藤の展開から、新潟が華麗な崩しを見せて2点を先取した。広島MF塩谷司の豪快ダイレクトボレーで1点を返されるも、リードを守り切って新潟が2-1の勝利を収めている。

　後半20分まで出場した伊藤は2得点に絡む活躍を見せた。Jリーグ公式ツイッターでもその存在を「今週のピックアッププレーヤー」と題して取り上げ、広島戦でのタッチ集をアップしている。

「アルビレックス新潟が誇るマエストロ 相手の逆を取る天才的なプレーをまとめました」

　相手の重心を見極め華麗にかわすシーンが数多く収められており、技術の高さが窺える。特に前半25分に見せた鋭い切り返しからのミドルシュートは、広島GK大迫敬介が触りクロスバーに直撃する強烈な一撃だった。

　そうしたプレーの数々にファンも「スキルが高すぎる」「もう隠せない…」「鎌田とか香川に近い10番って感じ」「ショボスライみたいだったよ」「絶対そのうち海外だ」と多くの称賛の声が集まっている。

　さらに他クラブサポーターからは「フロンターレ来て」「鹿島に欲しい」「浦和はもったいないことをした」と反応も寄せられた。

　多くのサポーターを魅了した伊藤が、J1で実力を示している。