FAカップ5回戦のストーク戦で決勝ゴール演出

　イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は現地時間2月28日、FAカップ5回戦のストーク・シティ戦でFWイバン・ファーガソンの決勝点をアシストし、準々決勝進出に大きく貢献した。今季公式戦7得点3アシストと二桁ゴールに絡んでいるウインガーは海外メディアで「デンジャラス」と絶賛されている。

　敵地で2部のストークと激突したブライトンは前半30分、DFルイス・ダンクのスルーパスに抜け出した三笘のラストパスを受けたファーガソンがネットを揺らした。この1点のリードを守り抜き、ブライトンは8強入りを決めた。

　英スポーツニュースサイト「Vavel」の選手採点で三笘は両チーム通じて単独トップの7.5点（10点満点）を獲得。“危険な存在”として絶賛された。

「デンジャラスだ。パスに走り込んで常に脅威となり、先制点の場面はまさにそれだった。自らゴールを奪えそうな場面もあったが、（ボーンマスGK）ボナムがスマートなセーブを見せた」

　三笘自身の得点こそなかったが、それでも決勝点を演出し、チームを勝利に導く活躍がクローズアップされていた。これで三笘は今季公式戦23試合で7得点3アシスト。プレミアリーグでも8位と躍進している“シーガルズ”を力強く牽引している。