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「ほとんど誘拐と言ってもいい」 バイエルンのルンメニゲ会長が英クラブの青田買いを痛烈批判
国外10代選手を買い漁るイングランドのクラブ 近年は青田買いの低年齢化が顕著に
バイエルン・ミュンヘンのカール=ハインツ・ルンメニゲ会長が、イングランドのクラブによる国外10代選手の青田買いを事実上の誘拐であるとして激しく非難している。英公共放送「BBC」が報じた。
莫大なテレビ放映権料やスポンサー料などで潤沢な資金力を誇るイングランドのクラブは、スター選手だけでなく、将来有望な選手を世界中から買い漁る傾向にある。近年は小・中学生年代の子どもの動向が頻繁に取り沙汰されるなど、青田買いの低年齢化が顕著になっている。ルンメニゲ会長はそうした動きに反発した。
「我々はインランドのクラブがやっているように、10歳や11歳の子をミュンヘンに連れてきたいとは思わない。彼らのしていることは、ほとんど誘拐と言ってもいい。これについては道徳的な不安を感じている」
18歳未満の選手の国際移籍については、原則として国際サッカー連盟(FIFA)が禁じており、これらのルールを破ったとされるバルセロナが15年に補強禁止処分を下されるなど問題は広がっている。
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