バルサと契約延長したネイマールが告白 「適応に苦労した」加入時を支えた2人とは

「アウベスは僕にとって重要な存在だった」

 ネイマールが若き日を過ごしたサントスはエースの個人技を最大限に生かす、ブラジルらしさを前面に出したチームだった。一方でバルサはボール支配率を極限まで高め、コンビネーションを重視。そしてエースの座には、すでにアルゼンチン代表FWリオネル・メッシがいた。それでもネイマールが徐々にフィットできた理由には、ルイス・エンリケ監督と昨季まで右サイドを駆け抜けたブラジル代表DFダニエウ・アウベス(ユベントス)の存在があったという。

 「アウベスはいつも僕にとって重要な存在だった。彼はいつもムードを盛り上げて、周囲に冗談を言っていたから、彼に依存していたし、(移籍して)さみしいよね」とアウベスについて語りつつ、「ピッチ内外でフォローしてくれる良い監督だ。僕にとって彼は、今までで最高の監督なんだ」と、ルイス・エンリケ監督を絶賛している。

 ブラジルから移籍後、バルセロナのスタイルに適応し、現在では「MSNトリオ」の一角として存在感を放つネイマール。29歳となる2021年まで、カンプ・ノウの主役として輝きを放つ心づもりだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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