アーセナル移籍から一転 ケディラがバイエルン・ミュンヘンと来夏の移籍に向けて仮契約!?

プレミアではなく母国に帰還か!?

 レアル・マドリードのドイツ代表MFサミ・ケディラが、バイエルン・ミュンヘンとすでに仮契約を済ませたと、英地元紙「インディペンデント」が報じた。
 レアル・マドリード側は移籍金確保のため、来夏で契約満了を迎えるケディラを今冬の移籍市場で売却する方針を固めていた。だが、ルカ・モドリッチが全治3カ月の長期離脱のけがを負ったために状況は一変。ケディラはレアルの中盤に不可欠な存在となり、1月での移籍話は消滅したと言われている。
 そのドイツ代表MFの行き先は、ブンデス王者が有力となったという。長期間にわたってチェルシーや、アーセナルが交渉を進めてきたが、仮契約を交わしたことにより、来夏は母国に帰還する可能性が高いとされているのだ。
 それまで移籍先の有力候補としては、アーセナルが最上位に挙げられていた。先日、アーセナルのドイツ代表DFペア・メルテザッカーもインタビューでこう語っていたからだ。
「エジルと僕は、ケディラと、アーセナルの加入について何回か話したよ。来夏に契約するだろうってね」
 ハードワークを武器に幾多のタイトルを勝ち取ってきた27歳のドイツ人は、親友の待つクラブではなく、母国の覇者を選ぶのだろうか。あくまで現段階では「仮契約」であるケディラだが、近い未来に袖を通すユニホームの色は、来夏に確定する。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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