インテルがシティからアルゼンチン代表DF獲得か 実力者加入となれば長友は絶体絶命のピンチに

シティのサバレタ視察のため、敵地バルセロナ戦にスタウトを派遣

 日本代表DF長友佑都の所属するインテルが、1月の移籍市場でマンチェスター・シティのアルゼンチン代表DFパブロ・サバレタを獲得する可能性が浮上している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じた。

 インテル強化部はサバレタを視察するために、UEFAチャンピオンズリーグの敵地バルセロナ戦にスカウトを派遣したとレポートされている。この試合で両サイドバックをこなす31歳のベテランはゲームキャプテンを務めながら後半12分に交代したが、サイドバックを強化ポイントに掲げるインテルは着々と獲得の準備を進めている。

 今季開幕前にもサバレタにはイタリア移籍の可能性が浮上していた。「契約満了まであと1年なので、多くのクラブが自分の状況について注視している。オファーを出そうとしているようだ。実際にオファーも受けたが、監督と直接話すまで決断はしなかったんだ」と語り、ペップ・グアルディオラ監督の要請で残留を決めた経緯を明らかにしていた。

 だが、インテルはすでにマンチェスター・ユナイテッドのイタリア代表DFマッテオ・ダルミアンへの獲得オファーを出したとも地元紙にレポートされている。そのうえ、両サイドバックを高いレベルでこなす実力者サバレタが加入するとなれば、カップ戦要員の長友は絶体絶命のピンチを迎えることになる。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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