鎌田はベリンガムの後釜ではない ドルトムントSDの”残留交渉”に海外注目「発表するべきことがあったら…」
放出噂のベリンガムと獲得へ興味と報道の鎌田の関連性を探る
ドイツ1部ボルシア・ドルトムントは、今シーズン限りでフランクフルトとの契約が満了を迎える日本代表MF鎌田大地の獲得に強い興味を示している。その一方で、イングランド代表MFジュード・ベリンガムが夏の移籍市場で退団すると伝えられているが、鎌田の獲得とベリンガムの放出の関連について、英メディア「90Min」が報じている。
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フランクフルトの鎌田は、今夏の移籍市場で欧州中のクラブが最も注目するフリー銘柄の1つとなっている。プレミアリーグの複数クラブも関心を示すなか、鎌田は自身の選択肢を熟考しているという。それでも、2017年からフランクフルトでプレーするMFには、ドイツに残る選択肢もあり、それがドルトムントへの移籍になるという。
ドルトムントのセバスティアン・ケールSDは、「彼はとても興味深い選手だった。私たちはかつて日本人選手の香川真司がいた。そして当時は成功することができた」と、関心を認めた。その一方で、獲得が噂されている鎌田とボルシアMGの左サイドバックであるアルジェリア代表DFラミ・ベンセバイニの補強は、「ラミ・ベンセバイニと鎌田が加入する? 発表するべきことがあったら発表する」と、まだ決まっていないことを強調した。
また、リバプール、マンチェスター・シティ、レアル・マドリードからの関心が報じられているベリンガムについても、「私は彼の契約を延長するように努める。ジュードと彼の家族とはまだ話していない。選手は落ち着いているし、サッカーに集中できているよ」と、鎌田の獲得がベリンガムの穴を埋めるためのものではないことを示唆した。
日本のファンにとっても、鎌田とベリンガムが揃ってプレーする姿を見たいところだろう。夏の移籍市場でドルトムントは、どのような陣容をそろえることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)