イブラヒモビッチ、手術から復帰し得た自信 「今のような状態なら、あと数年はプレーする」

復帰を果たしたズラタン・イブラヒモビッチ【写真:ロイター】
復帰を果たしたズラタン・イブラヒモビッチ【写真:ロイター】

26日のアタランタ戦でピッチへ復帰

 イタリア1部・セリエAの名門ACミランに所属の元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが、膝の手術から復帰した自身の状態について「今のような状態なら、あと数年はプレーする」と自信を語った。

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 イブラヒモビッチは昨季終了後に膝の手術を実施。昨年10月に41歳の誕生日を迎えたカリスマは現地時間2月10日のセリエA第22節トリノ戦(1-0)で今季初めてベンチ入り。2試合連続で出場機会がなかったが、26日の第24節アタランタ戦(2-0)で途中出場から約15分間のプレーで遂に復帰を果たした。

 不屈の闘志を見せたイブラヒモビッチはイタリア放送局「メディアセット」に対して「この1年2か月は、思うようにサッカーができず、コンディションも悪く、望むようなことができなかった。まず、ミノ・ライオラのこと、そして自分の体調のことでずいぶん苦しんだ。その後、リーグ優勝を獲得してエネルギーを取り戻したが簡単ではなかった。今はピッチに立てていることがとてもうれしい。復帰戦は少し緊張したが、自信はあるし堂々としている」と話した。

 ライオラ氏はサッカー界では剛腕代理人として知られ、イブラヒモビッチにとっても長年のパートナーだった。しかし昨年4月末に病気により亡くなっていた。そしてイブラヒモビッチは5月末のシーズン終了に合わせて手術に踏み切っていた。苦難の日々とリハビリを乗り越え、ついにピッチに戻ってきたといえる。

 そして「チームに復帰してからは、まだまだ違いを出せるし、自分の自信と信頼をほかの選手に伝えられると確信している」と話すカリスマは「ちょっとしたサービスをしよう。もし今のような状態であれば、来年だけでなく、あと数年はプレーを続けるつもりだ」とそのプランについて明かした。

 40歳で踏み切った膝の手術から不死鳥のごとく蘇ったストライカーは、再びセリエAやヨーロッパの舞台で存在感を発揮することが期待される。

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