MF伊藤涼太郎の技ありトラップシーンにJ公式脚光

　アルビレックス新潟は、2月26日のJ1リーグ第2節・サンフレッチェ広島戦で2-1の勝利を飾り、6年ぶりのJ1復帰後、初白星を挙げた。そんななか、Jリーグ公式SNSでは攻撃を牽引した25歳の技巧派MF伊藤涼太郎が披露した技ありトラップに脚光。華麗なテクニックを収めたワンシーンにファンからは脱帽の声が上がっている。

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　敵地に乗り込んだ新潟は、洗練されたパスワークを活かしながら前半14分、MF太田修介のゴールで先制すると、同37分には敵陣ゴール前を崩してFW鈴木孝司が加点。後半に1点を返されたものの、リードを最後まで守り抜いて6年ぶりのJ1復帰後、初勝利を飾った。

　トップ下でスタメン出場した伊藤は、ゴールこそ奪えなかったものの、華麗なテクニックを再三披露。そんななかで、Jリーグ公式ツイッターが「伊藤涼太郎選手の激うまトラップ 高く浮いたボールを余裕のあるトラップでコントロール」と綴って注目したのが、前半29分に見せたトラップシーンだ。

　自陣ゴール前へ放り込まれたクロスを味方がクリアし、高く浮いたボールに反応した伊藤。相手を背負いながらも落下地点に入り込んだ次の瞬間、ヒールトラップでボールをうしろにそらし、華麗な反転ターンで前を向く。この動きでマークを見事に外し、マイボールにしてみせた。

　このシーンは、サッカー好きとして知られるお笑いコンビ「ペナルティ」のワッキーさんも、気になったシーンや好プレーを取り上げる「ワッキーチョイス」に選出。テクニシャンとして知られる伊藤の本領発揮を窺わせるかのような技巧プレーには、ファンからも「うますぎ」「美しすぎてため息がでる」「素晴らしい」「踊ってるみたい」といった感嘆の声が上がっていた。