大会MVPを獲得したリトルなでしこの“走る司令塔” 「世界を獲りたかった」と敗戦に悔し涙
「試合を重ねるごとにレベルアップできた」
大会MVPの受賞は、日本では08年ニュージーランド大会でのFW岩渕真奈(バイエルン・ミュンヘン)、前回大会の杉田妃和(INAC)に続く3人目になる。豊富な運動量と落ち着きのあるプレー、センスあふれるパス選択と、将来への期待が大きくかかる。
「確実に試合を重ねるごとにレベルアップできたと思うので、そこは自信を持ちたいです。試合を決められるような選手になって、なでしこジャパンでも活躍できるように成長していきたいです」
涙を流しながらも、将来のなでしこジャパン入りに強い意欲を語った。ヨルダンの地で輝いたリトルなでしこの“走る司令塔”は、目前で世界一を逃した悔しさを胸に成長を誓っている。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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