クリンスマン氏、韓国代表監督に就任 2026年W杯まで契約、3・24コロンビア戦でデビューへ

クリンスマン氏が韓国代表の新指揮官に【写真:Getty Images】
クリンスマン氏が韓国代表の新指揮官に【写真:Getty Images】

韓国サッカー協会が正式発表

 韓国サッカー協会は2月27日、A代表監督にドイツ人のユルゲン・クリンスマン氏を招聘したことを発表した。契約期間は3月から2026年北中米ワールドカップ(W杯)決勝戦までの約3年5か月。来月24日に蔚山で行われるコロンビア代表との親善試合で新体制デビューとなる。

 58歳のクリンスマン氏は、現役時代にシュツットガルト、バイエルン・ミュンヘン(ともにドイツ)などでプレーし、ドイツ(西ドイツ時代含む)を代表する世界的なストライカーとして活躍。W杯では1990年、1994年、1998年と3大会連続で出場し、90年のイタリアW杯で優勝に大きく貢献した。

 現役引退後は指導者として活躍。2006年のドイツW杯では母国を率いて3位に導いている。その後はドイツ1部バイエルンやヘルタ・ベルリン、アメリカ代表を指揮し、カタールW杯ではFIFAのテクニカルスタディーグループの一員として戦術分析を行っていた。

 韓国サッカー協会は、クリンスマン氏のコメントを紹介。「韓国代表チームを率いた偉大な監督たちの足跡をたどることになり、光栄に思っている。来るアジアカップと2026年ワールドカップで成功的な結果を出すために最善を尽くします」と語っている。

(FOOTBALL ZONE編集部)

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